【宝塚記念】出走予定馬最終追い切りデータ

今週末6/28(日)いよいよ阪神競馬場で第56回宝塚記念が開催されます。一昨年の54回から連続してゴールドシップが優勝しているため今回の見どころはJRA史上初の同一GⅠ3連覇がかかったレースというところでしょう。思えば今年は同じくフェノーメノの天皇賞・春3連覇が掛かっていたものの怪我に泣き未出走、そのまま引退ということもありました。

その悲願を拭うかのようにフェノーメノに遮られ続けた天皇賞をゴールドシップが初優勝しこの宝塚記念に至ります。留まるところを知らない怪物ゴールドシップの最終追い切りでは4F52.9-38.2-24.5-12.2とスキのない走りを見せてくれました。鞍上の横山典弘騎手もすこぶる順調だと満足。阪神競馬場では7回走り1度の2着は2歳時のラジオNIKKEI杯2,000m、以来6度の優勝を得ている文句なしに好相性のコースとあり余程のことがなければ好位は安泰か。

唯一死角があるとするならば大人になってもなかなか収まらない気性難。前走優勝した天皇賞でもゲート前入場を嫌って再ゲート試験を受けることとなった。幸いレース中は問題なく走り見事に優勝したものの、本番での気性難がでたら・・・と思わないでもないが、横山典弘騎手も最近のインタビューでは意識してか「おりこうさん」という言葉を多用しています。気性難は治ったとみるか、問題ないという騎手のアピールであるか、といったところでしょう。

久しぶりの本番トーホウジャッカル

昨年の菊花賞馬にして宝塚記念でレースに出走するのが約8ヶ月ぶりとなるトーホウジャッカル。本来ならば阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念という王道に進みたかったのだが、阪神大賞典前にツメを痛め、治療に長引き天皇賞にも出走できず鳴尾記念をステップにはさもうかという判断もあったものの、追い切りを重ねたほうが良いという判断のもと宝塚記念一本へと絞ってきたようです。その狙いも相まって坂路時計は4F54.8-40.1-25.7-12.4と上々の仕上がり。先週時点では4F51.7秒も出しているので十分といったかんじ。古馬やたくさんのGⅠ馬と走るのがはじめてということもあり、同世代長距離のチャンピオンではあるが胸を借りて挑みたいとのことです。

牡馬まさりの素質馬ラキシス

今年3月の大阪杯はまるでG1とも言われた出走馬の豪華なG2レースでしたが、見事にひしめくG1馬を押さえつけ勝利したのはラキシスでした。

大阪杯後どのG1にも目もくれず宝塚記念一本にしぼった調教。一線級の牡馬相手でも勝負できることは大阪杯で証明したので、あとは仕上がりしだい。一週前追い切りでは大阪杯よりよくなっている、とのことです。ぜひ期待したいですね。

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